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【HSP視点で考察】HSPの相性&うまく付き合っていくためのポイント

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ジャック

なんかこう、波長が合う合わないっていうの感覚的にあるよね

みのる

一緒にいて自然でいられるとか沈黙があっても苦じゃなかったりね

ジャック

感覚が似ている人となら相性がいいってことかな?

みのる

うーん。そう簡単にいくかなぁ・・・

ということで、今回はHSPそれぞれの相性を考察してみました。

目次

HSPの相性について

“似た者同士ならうまくやっていけるんじゃないか?”

“HSP同士なら、共感力がお互いに高く、自分が刺激に敏感だから相手が受け取るであろう刺激にも注意を払えるだろうし、傷つくことも少ないのではないか?”

そう思う人もいるでしょう。

結論から言うと、HSP同士の相性は『半々くらい、相性がよいとも言えない』です。

【HSP×HSP】メリット&デメリット

お互いに共感・共有できることが多く、意気投合しやすい

お互いに刺激ポイントが分かるので配慮ができる

仲間意識、安心感が生まれ、居心地は比較的よい

相手がHSPだと、なおさら傷つけないように不快にさせないように気遣うため、疲れるし本音が言えない

(HSPのタイプが違うと)行動や距離感が違ってくるので共感しづらいこともある

HSPという気質以外の、他の性格や価値観によって合わないことがある

などが考えられ、『いいとこづくし』というわけではないからです。

ジャック

似ているから相性がいいって単純なものじゃないんだね

みのる

そうだね。尊重し補い合える関係だといいんだけど・・・

逆に、お互い違うからこそ一緒にいて楽しい!という考えもあるでしょう。

そこで、HSPと非HSPの相性についても考えてみました。(ただ、5人に1人はHSPというのが確かであれば、非HSPは残りの約80%ということになるので、幅が広くて断定できない部分がありますが・・・)

うまくはまれば良い関係性になるが、HSP同士より共感部分が少ない分、妥協や工夫が必要になってくるだろう』という結論に至りました。

【HSP×非HSP】メリット&デメリット

違いを楽しめれば新鮮で、良い意味で刺激になる

視野が広がりやすい

刺激に対する免疫がついたり相手への対処、自分のコントロールの仕方が分かるようになってくる(※その域に達するまで辛いかもしれませんが)

異質なもの同士なので、理解するにも限界が生じてくる

自分の理解や許容範囲を超えることや、ストレスの頻度・可能性が高い

お互いに誤解しがち

合わせようとするため無理して疲れやすい

刺激、特に人間関係で疲弊しやすいHSPにとっては、相性抜群の人を探すのは至難の業でしょう。

HSPが人とうまく付き合っていくために

やはり、これが一番気になるところではないでしょうか?

HSP同士であれ、相手が非HSPであれ、疲れてしまうのは避けられないでしょう。

仕事の話をすると、ただ単に業務量が多く忙しかったという身体的な疲労より、業務量はそんなに多くなくても人との関わりによる精神的な疲労の方がストレスや疲労感を感じないでしょうか?

“なんだかすごく疲れたなぁ”と感じた日を振り返ってみると、業務量の問題だけではなく、そこに人が介在していることに気づきます。

例えば、業務を自分なりに必死にこなしている中、上司から「いつまでやってんの?」と言われたとか、クレーム対応だとか、休憩時間に先輩たちとの雑談に付き合わないといけなかった等々。

精神的に消耗すると、体力も比例するように低下、あるいは痛みや異常(胃痛、吐き気、頭痛など)として現れることがよくあります。反対に、体力的に疲労していても「いつも頑張ってるね。お疲れ様!」などと労いの声かけされただけで、スーッとそれまでの溜まっていた疲れが軽くなったり・・・

人との関わりが心身にどれだけ影響を与えるか』というのは実感されている方も多いのではないでしょうか。

というわけで、やはり疲れやストレスはあるんです。

ただ、それを軽減することは、付き合い方や自分の意識次第で可能だと思います。

ジャック

人間って大変だなぁ

みのる

私は鳥になりたいよ

ジャック

鳥だって弱肉強食の世界で大変だよ?

私なりに、『人と付き合っていく上で大切なポイント』をまとめてみました。

相手が非HSPであればなおさらコミュニケーションをとって誤解を防ぐ

→都度コミュニケーションをとって溝を埋めていくと、ちょっとやそっとのことでは誤解されなくなる

近すぎず程よい距離感を保つようにする

 →近すぎると疲れるし、相手の欠点が見えてきて気になってしまう場合があるため

自分の気持ちを伝えていく。それで離れるようならそれでいいと割り切る

→伝えないと相手にはわからないしそれで改善されれば〇、離れていくようならそれまでということ

そもそも違う価値観を持った人であるという前提を忘れない

→接しているうちに自分基準で人を判断してしまいがちになるので注意!

非HSPがHSPとうまく付き合っていくために

非HSP(HSPではない方)がHSPとどう接していけばよいのかというのも、当事者と同様に悩みの種かもしれません。そこで、HSPである私が、経験から “こうしてもらえると生きやすい”という視点でトリセツをまとめてみました。(吟味して絞るのが大変でした

親しくなったと思っても距離感は一定に保つ

→初対面で年齢を聞かれたり、一方的に質問攻めにあったりすることがよくありましたが、気分の良いものではないですね。

言葉を選んで話す

→相手の気持ちを考える、ということにつながりますね。自分で思っている以上に傷つけている可能性があります。

相手を理解し受け入れ姿勢をつくる

→こちら側にも言えることですが、相手がどのような人かを把握して尊重すること。これができれば大体のことは何とかうまくいくと思っています。

過去の失敗や今までの経験から感じたことを整理し絞って今回まとめてみました。

3つに絞っても、どれもきっと「めんどくさいやつだなぁ」と思う人もいるでしょう。

繊細なガラス細工は丁重に扱わなければ輸送中に壊れてしまうのと同じようなものです。だからこそストレスを抱えやすく生きづらいのです。

そして淡々と書いたので、“言うは易く行うは難し”と思われる方もいるかもしれません。

私自身、『人と付き合っていく上で大切なポイント』と書きながら実践できていないところが結構あります。

ただ、意識があるのとないのとでは違ってきます。他人は変えられなくても、自分は“変わりたい”という意思をもって行動に移していけばで変えられるもの、そして自分が変わっていけば周りの人も変わっていくと思います。

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この記事を書いた人

HSP/INTPで日々葛藤、模索しながら生きています。福祉の職場で向かない仕事をしながら傍らでブログを始めたところです。当事者だから書けること、これから色々とアップしていく予定です。
よかったら宜しくお願いします!

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