※この記事はリフレーミングの説明(https://sensaikousatu.com/learn-to-change-the-way-of-thinking-reframing/)を見た後に読まれることをおすすめします。
『性格』をリフレーミングしてみる

就職・転職活動の経験がある方で、自分の長所・短所、自己アピールの際に自分の性格を分析すると思いますが、そこで既に気づかれたかもしれません。「慎重」「大雑把」「落ち着きがない」「優柔不断」「ズケズケ物言い、心的距離が異様に近い」「考えがコロコロ変わる」「自分に甘い」「優しい」・・・どんな性格でも、長所と短所は紙一重なのです。
相手から自分の性格を批判されたとしても、それは相手が自分の性格の一部をネガティブに捉えているだけなので、傷ついて落ち込んだり無理に変える必要はありません。ですが、同時に自分も人の性格の一部分を否定的にだけ捉えていることがあることも留意しましょう。
また、長所も環境が変わったりすると長所として存分に発揮できなかったり、裏目に出てしまう場合があります。選べるのであれば、環境選びはとても大切なのです。
リフレーミングカードというのが売っているのでそういったツールを使うのも面白いですが、なるべく力を養うためにも自分で考えることをお勧めします。
ではいよいよ、性格をリフレーミングする練習をしてみましょう。
自分の性格
あなたはどのような性格でしょう?
1.自分の性格面をできるだけ多く挙げる
2.挙げた性格を一つずつ違う側面もないか考えてみる
とてもシンプルな工程です。性格がうまく挙げにくい人は、好き・興味があることや嫌い・苦手なこと、今までの経験談を挙げてそこから性格を把握することもできます。
皆さんの方がもっと良いリフレーミングをたくさん出せるかもしれませんが、一応、考え方の例としてここに載せておきます。
例)
【人に興味がない】
→詮索しない、人の話に首を突っ込むことによるトラブルなどもない
【旅行が好き】
→行動力がある、計画力がある
【漫画好き】
→サブカルチャーとして外国人におすすめを紹介できる、右脳が鍛えられている、小説より理解が早いので効率的
【一度に複数のことをするのが苦手】
→一つずつ着実にこなしていく
【数字が苦手】
→感覚的、直感的に感性でとらえる、数値にとらわれない
【〇〇をやっていたが途中で止めて〇〇に転身した】
→切り替えて行動に移せる、フットワークが軽い
真面目な時とそうでない時があるなど、一概に言えず自分の性格を断定できないこともあるでしょう。
よく面接で長所と短所で矛盾していることをいうのはNGと言っていたりします。確かに人事からすればどっちがホント?と疑問に思ってしまうでしょうし一理あるのですが、人間、矛盾している方が自然な気がするというのも本音です。相反する面もすべて書き出して分析してみるといいでしょう。

ジャックは空を飛べていいね。空を自由に飛び回るってかっこいい!



うん、でも人間のみのるだって手で器用に何かを作ったり、計算したり鳥にはできない高度なことできるじゃん。



そっか、当たり前と思うことが長所ってことがあるんだね。
相手の性格
相手の性格をリフレーミングしてみましょう。
相手は苦手な人や、好きだけど相手のこういう部分に腹を立ててしまうという部分等、リフレーミングしたいと思う人なら誰でもいいです。
どうしても発想の転換が難しい時や単純にポジティブに言い換えるだけでは足りないと思う人は、その人はなぜそのような性格なのか、背景の部分を考慮してみたり、どんな時や環境でその性格が活かされそうか考えてみるといいでしょう。
例)
【悪口をすぐに言う】
・率直な意見がすぐに出る
・観察力がある
・悪口を言うことが普通の環境で育ったのかな
・悪口を言うことで聞いていて不快になる人がいるということを知らなくてただ純粋に思ったことを口にしているのかも
・商品レビューも辛口コメントを結構参考にすることが多いからそういう時に活かされそう
【いちいち細かい】
・小さい変化に気づくことができる
・細部にもこだわりもって完璧にしたい人なのかな
・細かさが当たり前の厳しい環境で育ったのかな
・着眼点が人が気にしないようなことであれば、新しい発想で発明なんかもできるんじゃないかな
・行き届いたサービスができそう
【短気】
・てきぱき動ける
・効率を考えられる
・のんびりしていると損をするということを経験されてきたのかな
・速さや効率を求められる場面で活躍しそう
【何でも口を出す、おせっかい】
・面倒見がいい
・何でも自分ごとのように対応できる
・自分のことで精いっぱいな人もいる中、世話を焼いてくれる人というのは人の助けが欲しい人にとってありがたいだろう
【わがまま】
・自分の意見を持っていて率直に言える
・自分の意見を尊重できる
・自分の意志やこだわりをもっているから人に左右されないで自分の力で生きていけそう
・その強みに加えて他人の意見に耳を傾けることができれば強いリーダーシップを発揮しそう
【頼りない、決断力に欠ける】
・思慮深い
・慎重
・軽率に動いて失敗したことがありトラウマになっているとか?あるいはもともとの性格かもしれない
・頼りないということは他人の意見を尊重しすぎて判断しかねている場合もあるだろうし、安定志向で判断に至れないということもあるかもしれない。
・調和を大切にして堅実な人とも言えないだろうか?
容姿について
容姿については性格と同様、考えようによってコンプレックスであったとしてもチャーミングなものになることがあります。
例えば、日本女性は特にやせ型が多く、又、やせたがる傾向があると言われていますが、他の国を見渡してみるとあまり気にしていない人が多く、やせていないで魅力的な人はたくさんいます。モーリタニアやタヒチなどでは「ふくよかさ=富の象徴」として肯定的に捉えています。
確かに痩せていれば着れる洋服の幅は増え、スタイルがキマるかもしれません。ですが、フランスは外見よりも内面からの美を大切にすると言われているし、健康的な美、退廃的な美、知性、思いやりなど、「美」の基準も様々です。
色々な価値観に触れることで、体重や年齢などの数字にとらわれ過ぎていたなと気づけたりします。
【結論】
・モノは言いよう
・人の性格もあらゆる物事も奥行きがあり多面的で複雑
HSPだけで括ることの違和感


みなさんは自己紹介をするときに自分の何を伝えますか?
名前、出身地、社名、所属、経歴、趣味、意気込み・・・色々な自分の紹介・表現の仕方があります。
でもなんだか人間味に欠けるというか、形式的に感じるのは私だけでしょうか?
HSPは「繊細」「機転が利く」「深く考える」「痛みに敏感」など、自分でHSPに関するブログを書いている私が言うのもなんですが、“HSP”と一括りで人を表現するのでは物足りない、一つの面に過ぎないと思っていて、よく「二面性がある」とか「裏表がある」と言いますが、二面どころか人はもっと複雑で多面的と確信しています。
自己分析、診断の方法、分け方は様々あります。私もエニアグラムや転職サイトでやっているような自己分析ツール、ビッグ・ファイブ、自分をよく知っている人に自分のことを聞くなど、やっぱり自分のことを掴みたくて色々やってみました。中でもMBTI診断は、賛否両論あるでしょうけど個人的には結構しっくりきました。ちなみに私はINTP-T(論理学者)というタイプでした。(こちらから診断できます→無料性格診断テスト、性格タイプ詳細説明、人間関係およびキャリアのアドバイス | 16Personalities)
HSPに気質と重なるところもありますが、別の性質を言っている部分もあり、より自分を分析できている感じになります。同じ内向型HSPでも、HSP気質の度合いや+αの性格もあるので良いところ悪いところすべてひっくるめて自分であり、多角的に自分を分析することが重要です。
また、あるライフイベントや、人や本との出会い、年を重ねることなどでこれまでの考え方が変わったり、考え方が変わると行動や性格、趣味趣向が変わることにも留意します。
日常のリフレーミング


日常で感じていること、その思考により前に進めないこと、リフレーミングしてみましょう。
例えば、SNSで贅沢な暮らしぶりをアップしているのを見て「幸せそうだな」「豊かな生活送っていていいな、うらやましい」と思ったとします。
でも本当にそうでしょうか?
「本当は本人はむなしさや寂しさがあるかもしれない」
「その贅沢を手に入れるために今までいろいろなものを犠牲にしてきたのかもしれない」
「物質的な豊かさに恵まれていても精神的な豊かさは乏しいかもしれない」
・・・と考えると、自分と比較して自分の人生が嫌になったり、羨ましくなり嫉妬したり、その人のビジネス話にすぐ乗っかってしまったりすことなどがなくなってくるでしょう。
ニュースについては、毎日スポーツ選手の活躍など喜ばしいニュースもありますが、悲劇的・悲惨なニュースが多く占めています。
もちろん、人の命が失われたというニュースをポジティブになんて捉えられないけれど、政治的な問題や芸能人の噂など、報道の仕方でネガティブ部分にフォーカスされていないか?と思うことがしばしばあります。
事実を歪められり、あるいは曲がって伝わっていたならそれはニュースの本質からズレていると思います。
それはどういうことか、根拠はあるのか、多角的な見解でもって真実を見極める、ということが情報過多な社会の反面で必要でしょう。そういう力がついてくると、一喜一憂したり、必要以上に将来に不安感を持ったりすることも減ってきて適切な対応ができるのではないかと思います。
最後に、日常ありえることを例にリフレーミングの練習をしてみましょう。
やり方として、まず例だけを見てご自身でリフレーミングをいくつか挙げてみて、参考程度に『▼』をクリックしてみると良いかと思います。正解はこれ!という絶対はないので、自分が納得のいくものができればOKとします。
【道路が渋滞してなかなか進まない】
・他の車だって同じように待っているんだ、自分だけじゃない。
(旅行などであれば)イライラするのはもったいない、待ち時間を音楽を聴くとかして楽しめばいい。後でこんなことも旅の思い出として残って笑い話として話せるだろう。
(仕事中なら)さすがに焦る。でもイライラしたって渋滞が解消されるわけじゃない。お客さんを待たせることにならないか心配、一報入れておこう(冷静に対応)
・読みが甘かった。次から同じ道を通る時は渋滞時間を想定してもっと早く出発するか、別のルートを検討しよう。でも今回がいい学びになったじゃないか。
【なにかとマウントを取ってくる人がいる】
・承認欲求が強い人なんだな、こちらが承認すればマウントも減ってくるだろうか。
・人と比べられて育ってきたのだろうか、劣等感があって人より優位になっていると感じたいのだろう、なんだか気の毒だなぁ。
・ここでマウントの取り合いをしたって疲れるし無駄なこと、受け流せる自分の方が大人じゃないか。
【止めてほしいと何度言っても同じことを繰り返す人がいる】
・どのくらいこちらが嫌なのかとかちゃんと伝わってないのかな、今度伝え方を工夫して変えてみよう
・それでも止まないのならその人にはできないことなのだからこちらで別の対策を考えないと
・何か止められない事情があるのかな、今度事情を聞いてみよう、そしたら解決策が見つかるかもしれない
・相互理解を深めて関係を良くするチャンスかもしれない
【挨拶したのに何も返されなかった】
・シャイなのかな
・その前にご家庭で何かあったのかな、悩みでもあって挨拶も耳に入らないとか?
・髪で耳が隠れてよくわからなかったけど実はイヤホンで音楽聴いていてこちらの挨拶が聞こえなかったとか?
・私の声が小さかったかな
・仮に故意に挨拶しなかったとしたらマナーを知らない気の毒な人だな
・そういう人だと思って割り切っていけばいい
・向こうの挨拶が返ってこようが来なかろうが自分が挨拶することが大事なんだ
【夏場にエアコンと冷蔵庫が故障した】
・やっぱり夏は酷使するから壊れやすいんだな
・定期的に点検・メンテナンスしとけばよかったという教訓になった
・扇風機や冷感グッズで凌げばいい。最近の冷感グッズもよくできていて侮れない、色々試してみるのも面白そうだ
・エアコンと冷蔵庫のありがたみが身にしみて分かったじゃないか
・ずっと冷房に頼っていて汗をかかなかったからこれを機に汗をかくときはかいて自律神経を整えよう
【休みの予定だったが前日に先輩の忌引きがあり、出勤することとなった】
・忌引きでは仕方がないし、自分よりも先輩の方が大変だろう
・ここで出勤していれば自分もいざそうなった時に助けてもらいやすくなる
・休む予定だった日に入れた予定はまた延期すればよい
・こういう時に出勤すれば他の人も助かってポイントの稼ぐチャンスではないか
・もし気にせず休んでいたら、後々やりにくいかも。休んでも気分がいいものではないかな・・・